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JBLが聴ける店 vol.54
福岡・天神

STEREO COFFEE

こだわりのコーヒーと『JBL 4344MKII』でスタイリッシュなカルチャーに出会える空間
STEREO COFFEE
Date: August 31, 2020

福岡・天神は九州の中でも音楽文化が色濃く、様々なファッションやライフスタイルを発信する地でもある。そんな天神の裏路地を歩くと見えてくるおしゃれなコーヒースタンド「STEREO COFFEE」がある。白を基調とした外壁にウッドが程よく使用されている店内のスタイリッシュで温かみのある空間に、コーヒーの良い香りが漂っている。

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天神・渡辺通りの角にある「STEREO COFFEE」。店内での飲食はもちろんテイクアウトも可能。

『JBL 4344MKII』とコーヒーの香りで創られた温かみのある空間

古民家の梁や柱をそのまま使った空間は、温かみがありながらもミッドセンチュリーモダンな洗練された雰囲気がある。店を入ってすぐのカウンター奥の壁の棚にはレコード、そして『JBL 4312Mk2』が置かれ、奥のイートインスペースの壁際にはひときわ存在感を放つ『JBL 4344MKII』が設置されている。

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洗練された空間の店内でひときわ存在感をしめす『JBL 4344MKII』。コーヒーと共に心地よい良質な音楽を楽しむことができる。

「『STEREO COFFEE』は、天神駅の近くで18年続くカフェ・ダイニングレストランバー『STEREO』の姉妹店として4年前にオープンしたコーヒースタンドです。『STEREO』本店の音楽を身近に感じて欲しいというコンセプトをもとに始めました。2階はギャラリースペースとして開放しており、アートやファッションなど様々なカルチャーを発信しています。コーヒーは全国のロースターから厳選して仕入れて提供していますので、時期によって違う味を楽しめるのも魅力ですね」

そう語るのはオーナーの児玉太樹氏。自身もDJをやっており、スタッフにはDJやミュージシャンなど音楽関係者も多い。なかにはカセットテープマニアもいるとのこと。

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オーナーである児玉氏の音楽とJBLスピーカーに対する想いは強い。

機材のセッティングは、本店である『STEREO』のセッティングと基本的には同じで、『MCINTOSH MC300』のアンプと『JBL 4344MKII』のスピーカーの組み合わせだ。

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「STEREO」本店に設置されているスピーカーは82年製の『JBL 4344』。
本店では音楽と共に食事も楽しむことができる。

「本店の『STEREO』では食事の中に音楽がある。『STEREO COFFEE』でも美味しいコーヒーと一緒に音楽を楽しんでもらいたいので、JBLスピーカーのよりよい音質で音楽も提供しているんです」

「STEREO COFFEE」ではジャズやソウル、ボサノバなどの居心地がよく落ち着く音楽を主に流しているという。

「同じ曲をローテーションで流すことはないです。スタッフがその時々に合わせて選曲した様々なジャンルの音楽を流しています。」

自身がDJをしていることもあり、音楽や曲に対しての知識も幅広い児玉氏。音楽を愛してやまないオーナーやスタッフが季節や時間に合わせて最良と思う曲を質の良いサウンドでコーヒーと共に提供している。

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アーティストが奏でる本来の音を伝えるために、音のセッティングはフラットな状態にしている。

JBLのスピーカーはどのジャンルの音楽も魅力的に届けてくれる良さがある

「10代の頃から街で遊んでいる中で多くの大人の影響を受けました。音楽やファッションなどのカルチャーが当時の憧れでしたね。音楽やファッションが大好きで、カルチャーとして発信していきたいという気持ちが合体して今に至っている感じですね」

自身の現在のスタイルの原点についてこう語る児玉氏は、「カフェ・ダイニングレストランバーSTEREO」とコーヒースタンドである「STEREO COFFEE」の他にレコードショップも運営している 。

「レコードショップを運営して3年目になります。できればレコードに触れたことのない人に来てほしいですね。実際に針を落としてレコードを聴いてみてほしいです。音質の良いスピーカーで自分の好きな曲を流し、デジタルとアナログの音の違いを体感してほしいです。アナログレコードならでは温か味のある音をJBLで聴くとさらにアナログの良さが引き立ちます。そんな時にJBLの素晴らしさを感じます。」

児玉氏自身もレコードを多数所有しており、その数は4,000枚以上だという。

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アナログレコードの温かい音源もJBLのスピーカーだとなお良く聞こえると児玉氏は語る。

「自宅でもJBLスピーカーを使っています。デザインの違いもあるので自分の部屋では『JBL4307』を、リビングでは『JBL4312B』を空間の雰囲気に合わせて設置していますね。JBLはとにかくかっこいい。店でも自宅でもインテリアに合うし、ジャズにもハマる、ロックにもハマる、ジャンルを問わず使える良さがあります。」

JBLのスピーカーはどのジャンルの音楽も魅力的に届けてくれる良さがあるため、空間そのものを造り上げることができる。また、プロダクトとしてのデザイン性、スピーカーとしてだけでなくインテリアの一部としても、その洗練されたデザインは存在感を放つ。所有することでここまで心を満たしてくれるスピーカーは他に無いと児玉氏は語る。

「お客様の日々の一部」になることが理想

『STEREO COFFEE』の店長である中村隆博氏も音楽好きでDJをしており、もちろん、本店である『STEREO』には店長になる以前から足繁く通っていたという。

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児玉氏(右)と中村店長(左)。2人とも原点は同じで、学生時代に夢中になった音楽やファッション、そのカルチャーに憧れた。

「私も学生時代に音楽やファッションから生まれる様々なカルチャーが好きだったんですよね。若い頃からそういったものへの憧れや影響でロックやJAZZなど色々なジャンルの音楽を聴くようになりました」

児玉氏も中村店長も原点は一緒だと語る。福岡・天神というこの地で音楽やファッションを中心とした多くの出会いがあり、それらに魅せられて今の自分があるという。

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「STEREO COFFEE」ではハンドドリップした香り豊かなコーヒーを味わうことができる。

「若い方から年配の方まで気軽に楽しんでもらえるような店にしたいですね。 一人一人のお客様に”魅せる”気持ちを常に持ち、最高のドリンクと音楽、そして接客でお客様をお迎えしたいです。『STEREO COFFEE』の掲げる理想として、出勤前や、休日の昼下がり、仕事終わりに立ち寄ってもらえるような、お客様の日々の一部になることが理想です。そんな、お客様にとって居心地の良い空間を作るためには、『JBL 4344MKII』のスピーカーはなくてはならないものですね」

そう語る中村店長が注いだコーヒーは「グアテマラ」。苦味が少なくコクがある飲みやすい一品だ。

最後に児玉氏はこう語ってくれた。

「本格的なコーヒーは奥が深く、敷居が高く見られがちです。しかし、音楽に寄り添うものとしてコーヒーを楽しんでほしいです。これからも音楽やファッションを軸に人と人とをつなげてカルチャーを発信していけるようなお店にしていきたいですね。そのためにはスピーカーも大切です。若い頃から良い音で音楽を体感することで、多くのことを学ぶことができました。うちのお店の『JBL 4344MKII』で一人でも多くのお客様に、同じように体感してもらえると嬉しいですね。」

福岡の音楽やファッションが好きな感度の高い人々が集う「STEREO COFFEE」。この店を訪れる人々はJBLスピーカーから流れる上質な音楽を身近に感じながら、コーヒーを片手に語り合う。この天神という地にあるお店から、また新たなカルチャーが生まれるのかもしれない。

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SHOP DATA

STEREO COFFEE

福岡県福岡市中央区渡辺通3丁目8−3
  • 月曜日
  • 8:00-22:00
  • 定休日
  • 水曜日